動物たちにやさしい院内環境と熱中症対策
動物たちにやさしい院内環境と熱中症対策
こんにちは。浅草どうぶつ医療センターのケアスタッフ磯野です。
動物病院への通院は、動物たちにとって少なからず緊張やストレスがかかるものです。
今回はそんな通院する動物たちにやさしい院内環境と熱中症対策についてご紹介いたします。
浅草どうぶつ医療センターでは、診療だけでなく院内環境にも配慮し、動物たちと飼い主様が安心して通える病院づくりを心がけています。
猫・エキゾチックアニマル専用の「特別待合室」
当院には、猫ちゃんやウサギ、フェレット、モルモットなどのエキゾチックアニマルが落ち着いて過ごせるよう、「特別待合室」をご用意しています。
犬の待合スペースとは分かれているため、周囲の刺激を受けにくく、緊張しやすい子も比較的安心してお待ちいただけます。
また、特別待合室には猫用フェロモン製剤であるフェリウェイを設置しています。
環境の変化によるストレスを和らげるサポートが期待でき、診察までの待ち時間を落ち着いて過ごすことができます。
ご自宅での使用をご希望の場合は当院でもご購入いただけますので、お気軽にスタッフまでお声がけください。

カートのまま院内へ
当院では、犬・猫ともにペットカートのまま院内へお入りいただけます。
シニアの子や体調が優れない子はもちろん、多頭飼育のご家庭にもご利用いただきやすく、
動物たちの移動による負担軽減につながります。
カートでも入りやすいように入り口はスロープになっています。道幅も広いので大型のカートでも安心してご利用いただけます。

飼い主さまの移動は1階で完結
受付からお会計まで、飼い主さまのお手続きは基本的に1階で行うことができます。
院内の移動が少なく済むため、カートをご利用の方や小さなお子さま連れの方にも安心してご利用いただけます。
夏の通院は熱中症対策を忘れずに
これからの季節は、通院中の熱中症にも注意が必要です。
動物たちは人よりも暑さに弱く、移動中の短い時間でも体調を崩してしまうことがあります。
特にキャリーケースやカートの中は熱がこもりやすいため、来院前にしっかりと暑さ対策を行いましょう。
わんちゃんなど歩いて来院される子は足裏のやけどに十分にご注意下さい。特にマンホールなどは熱くなりやすく、少し触っただけでも皮膚に大きなダメージが加わります。
動物を地面に降ろす前にご自身の手で温度を確認して、安全が確認できてから降ろすようにしましょう。
キャリーやカートの暑さ対策
来院時は、
- 保冷剤を入れる
- 凍らせたペットボトルをタオルで包んで入れる
- 直射日光を避ける
- 風通しを確保する
などの対策がおすすめです。
ただし、保冷剤や凍らせたペットボトルは動物の体に直接当たらないようタオルで包むようにしてください。
また、保冷剤をかじってしまうと誤食につながる危険がありますので、動物が触れたり噛んだりできない場所に設置しましょう。

水分補給も忘れずに
熱中症予防には水分補給も大切です。
移動前後や待ち時間には、こまめにお水を飲ませてあげましょう。
特に暑い日は、いつも以上に意識して水分を摂らせることが大切です。
気温だけでなく湿度にも注意!
熱中症は気温が高い日だけに起こるものではありません。
湿度が高いと体にこもった熱を逃がしにくくなるため、比較的気温が低い日でも熱中症になることがあります。
曇りの日や雨の日でも油断せず、気温だけでなく湿度にも注意しましょう。
来院時間の工夫もおすすめです。
気温が高くなる日中の時間帯を避け、朝早い時間や夕方以降の比較的涼しい時間帯でのご来院もおすすめです。
特に暑い日は無理をせず、動物たちの体調を第一に考えてご来院ください。
通いやすい病院であるために
私たちは、病気になった時だけでなく、健康診断や予防医療、歯科ケアなどでも気軽に通っていただける病院を目指しています。
動物たちのストレスを少しでも減らし、飼い主さまにも安心していただける環境づくりを今後も続けてまいります。
ご来院の際にご不安なことがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください。
皆さまの大切なご家族が、少しでも安心して通院できるようスタッフ一同お手伝いさせていただきます。


