手術室の扉の向こうでは何が行われている?2階手術室を少しだけご紹介パート①
手術室の扉の向こうでは何が行われている?2階手術室を少しだけご紹介パート①
こんにちは!浅草どうぶつ医療センターケアスタッフの山﨑です。
皆さんは「手術室」と聞くと、少し緊張感のある場所というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか?
普段なかなか見る機会のない当院の2階手術室ではどのような機械を使用し、どのような検査を行っているかお伝えします。
2階の手術室をご紹介!

手術室にはさまざまな検査機器がありますが、今回はその中でもよく耳にする「レントゲン検査」と「エコー検査(超音波検査)」についてご紹介します。
レントゲン検査
レントゲン検査ってどんな検査?
レントゲン検査は、体の外からでは見ることができない骨やお腹の中の様子を確認するための大切な検査です。
骨折や関節の異常だけでなく、心臓や肺の状態、お腹の中の臓器の大きさや位置、異物の有無など、さまざまな病気の診断に役立ちます。
レントゲン検査はなぜ「2方向」から撮影するの?
レントゲン検査では、基本的に正面(上向き)と横向きの2方向から撮影を行います。
1方向だけの画像では、骨や臓器などが重なって見えるため、異常が分かりにくいことがあります。そこで、異なる角度から撮影することで、骨折や病変の位置や大きさ、広がりなどをより正確に確認できるようになります。
実際に、正面では見つけにくい異常が、横向きの画像でははっきり確認できることも少なくありません。そのため、2方向から撮影することは、より正確な診断につながります。
どんな時にレントゲン検査を行うか
- 歩き方がいつもと違う
- 咳が続いている
- 食欲がない
- 異物を飲み込んだ可能性がある など




レントゲンの様子、とってもお利口さんの猫ちゃんでした。
エコー検査(超音波検査)
エコー検査ってどんな検査?
エコー検査は、超音波を使って体の中の様子をリアルタイムで確認する検査です。レントゲンでは分かりにくい心臓や肝臓、腎臓、膀胱などの臓器の状態や動きを詳しく観察することができます。
また、心臓の動きや血液の流れ、お腹の中の異常、しこりの状態などを調べる際にも役立ちます。放射線を使用しないため、体への負担が少なく、必要に応じて繰り返し行える検査です。
検査では、観察しやすいように専用のゼリーを塗って機械を当てながら確認します。多くの場合は鎮静や麻酔をかけずに検査を受けることができます。
どんな時にエコー検査を行うか
- 食欲がない
- 嘔吐や下痢が続く
- お腹が張っている
- 身ごもったかも など



エコーしている様子、検査に飽きて寝てしまうワンちゃん😅 ※撮影のため室内を明るくしていますが、実際のエコー検査は画面を見やすくするため、照明を落とした部屋で行っています。
最後に…
当院では、わんちゃん・ねこちゃんの負担をできるだけ少なくするため、短時間で安全に検査を行えるよう心がけています。
「いつもと様子が違う」「少し気になることがある」と感じた際は、お気軽にご相談ください。早めの受診が、病気の早期発見・早期治療につながることもあります。
スタッフ一同、大切なご家族が安心して検査を受けられるようサポートいたします。


